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本文のページ数は入稿前まで仕様変更できますが、ページ数が確定するよりも前にカバーや表紙の締め切りが来てしまうこともあるかと思います。
背の角は紙が折れて丸くなるので、背幅１〜２mm分のずれは仕上がりには大きく影響されません。
背角でピッタリ色が切り替わっているデザインなどの非常にシビアなデザインで、かつ背幅が２mm以上変わってしまわない限りは問題ないでしょう。
使用する用紙にもよりますが、ページの増減は10ページ以内に収めると安全です。

背幅が変わっても影響がないデザインのカバー、表紙を作成すると安全です。
どうしても大きくページ数が増減してしまうときは、本文用紙を変えたり白紙などでページ調整を行い、出来るだけ仕様に近い背幅になるようにすることも可能です。

ただし、ページ数や用紙が変わる場合、仕様変更に伴いご利用料金が変わります。
お支払いの確認が取れない場合は作業が中止され、納品が間に合わなくなる可能性がありますので、お支払い状況には注意しましょう。

サイズを指定した特寸サイズや、テンプレートのご用意がないサイズをご作成をご希望の場合は、仕上がりサイズにぬりたしをつけたサイズでご作成いただくか、ご自身でテンプレートをご用意ください。
例えば、ポストカードサイズで作成するときは、仕上がりサイズは「100mm x 148mm」ですので、ぬりたし３mmをつけると「106mm x 154mm」になります。
他社さまのテンプレートをご使用いただいても問題ありません。

背幅の大きいものについては21〜30mmなど、10mm分に対応したテンプレートをご用意しています。
こちらはA5サイズの背幅21〜30mmのテンプレートです。

色のついたメモリが各背幅に対応しています。
中央を基準をしているため、背幅１mmにつき左右に0.5mmずつ広くなります。

背とタチキリの位置は該当する背幅のメモリに合わせましょう。
１メモリは0.5mm刻みですので、ぬりたし３mm分は６メモリ分となります。

背幅21mmの位置にガイドを作成しました。

実際にデザインを配置しました。

タチキリや背幅などにガイドを作成するとこのようになります。
こちらのような天地左右の感覚が均等になることを想定しているデザインの場合、ページ数に変動が出たり断裁でずれが生じると、枠が中央に配置されず、ずれている印象の仕上がりになる可能性があります。
背幅１〜２mmm程度ずれると、左右に0.5〜１mm程度ずれる形となりますが、この程度のずれであれば、実際に本になった際の仕上がりにはあまり影響されませんのでご安心ください。

もしページ数が確定ができず仕上がりが不安な場合は、背幅が変わっても影響のないデザインにすると安全です。